10/05/19 12:18:12 Rzm1bFfD0
「 国債は安心! 純資産250兆円 / 総資産1400兆円あるから 」 説は、廣宮考信 「 国債を刷れ!」( 彩図社 ) がタネ本。
廣宮は、統一協会ミンスのおみゃー河村市長の発言をヒントに書いたらしい。
参院選で自民から出馬する、東亜+のコテの三橋がその説を広めまくっている ( 三橋は 「 国債を刷れ!」 のあとがきも執筆 )。
俺は特亜三国超ファ~ック! 死ねやバカサヨくたばれミンス!! なので三橋を叩きたくないんだが、
この3バカトリオは、国債発行の裏づけがシニョリッジ ( 貨幣発行益 ) なのは自覚しているものの、
シニョリッジを曲解していて、痛い。
シニョリッジとは、貨幣の額面と製造原価との差額のこと。
1万円札のコスト = 紙代 + 印刷代 + 管理諸経費 = 数円なのでゼロとすると、年間の新規発行高 = 約7兆円がシニョリッジ。
日本経済の場合、マネーサプライの流通速度は年に約7回転だから、約49兆円の信用創造が、毎年新たに生産されている。
ここからが問題なのだが、49兆円は貨幣の流通で副次的に膨らんだだけで、シニョリッジでない。
1万円の商品が、倉庫在庫から店頭陳列在庫に移動したって、バランスシート上の評価は2万円に膨らまないだろ?
1万円の製品 ( 原価0円とする ) がメーカーから卸に、卸から小売に、小売から消費者に売買されたからって
GDPでは4万円にならないだろ? GDPに計上されるのは、あくまで1万円だけ。 んなの当たり前だ。
なのに何故か3バカトリオは、貨幣の扱いでは、貨幣流通の度に1万円のシニョリッジを倍々ゲームで膨らませ、
他のリアルな資産と一緒にガラガラポンし財務をバランスシート化、国債は対内債務なので安心! なんてトンデモをばらまく。
こんな錬金術妄想を、日銀や財務省など政府機関 ( もちろん海外政府やIMF含む ) がガン無視してるのは当たり前。
でか例示すんなら、財務キャッシュフロー計算書を用いるならまだしも、バランスシート 「 だけ 」 で済ます論証不足すら自覚してない。
「 損得あって銭足らず 」 の黒字倒産って言葉すら理解してねーのか??( 失笑 )
★真実 税収不足を補う赤字国債の新規発行で確実に担保されてるのは、シニョリッジ相当額の7兆円だけ!!