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★早く具体策を!国の口蹄疫対処方針に農家怒り
被害が爆発的に拡大している宮崎県内の家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」問題で17日、政府の
対策本部は「対処方針」を発表し、ようやく国あげての対策が始まった。
しかし、その内容は、最初の感染確認から1か月近くもたった割に具体策に乏しく、畜産農家からは
「今ごろ何を」「早く感染を止めて」と悲鳴と怒りの声が上がった。
「具体的な対応策は何もないに等しいのでは。今まで何をやっていたのか」
宮崎県えびの市。感染が判明した農場から数百メートル離れた場所で、牛を8頭飼育する西田安雄
さん(57)は、この日、憤りを隠さなかった。政府の口蹄疫対策本部の対処方針が、「移動制限や殺処分を
徹底させる」「農家の経営再建に万全を期する」「副大臣を本部長とする現地対策本部を設置する」と
いった内容にとどまっていたためだ。
西田さんは自宅の敷地に、家族以外は立ち入らないよう注意する看板を立て、隣家とのやり取りも
電話で済ませるなど可能な限り人との接触を避けている。毎日数回、牛舎などへ消石灰をまき、起床後は
すぐに、牛の体調や食べた餌の量を確認するのが日課になった。眠れない日々が続き、疲労と心労は
限界に近い。
政府の現地対策本部が設置されることについても、西田さんは「ただ担当者が来るだけでは意味がない。
言葉だけでなく具体策を示して実行し、一刻も早く安心させてほしい」と訴えた。
16日夜には、新たに9農家で感染の疑いが判明、同県内の殺処分の対象も8万5723頭に上っている。
「一定区域内の全頭殺処分や、ワクチン接種などの踏み込んだ施策を示してほしかった」。宮崎県内の
養豚業者でつくる「みやざき養豚生産者協議会」の日高省三会長(宮崎市)も国の方針に不満を述べた後、
「早く拡大を止めないと、農家がかわいそう」と話した。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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