10/05/18 06:39:06 aVXpUVSK0
>>728
(2)ワクチン接種した動物でも感染することがあります。
その際には症状はほとんど出ませんが、動物はキャリアーになってウイルスを放出
してほかの健康な動物に感染を広げることがあります。
(3)不活化が不十分でウイルスがワクチンの中に生き残ってしまうことがあります。
現実に1980年代にヨーロッパでこの事態が起きて、それ以来、
ヨーロッパでは口蹄疫ワクチンの使用は完全に中止されました。
ただし、現在の品質管理システムでは、このような事態が起こることはないと考えられます。
(4)もっとも重要な点は自然感染とワクチン接種の区別ができないことです。
そのため、本講座(96回)でご紹介したような血清調査による、口蹄疫清浄国の判定ができなくなります。
特に(4)が厳しいな