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★湖北土地改良区の横領疑惑:前理事長「事実無根だ」 きょう理事会、対応協議 /滋賀
農林水産省が14日発表した湖北土地改良区(長浜市、組合員約8600人)の
酒井研一前理事長(80)らによる約3400万円の横領疑惑。
同省は前理事長と前事務局長(56)を業務上横領や背任などの容疑で刑事告訴するよう求めており、
同改良区は15日に緊急理事会を開き、対応を協議する。
酒井前理事長は「身に覚えがない」と疑惑を否定している。【桑田潔、安部拓輝】
関係者によると今年3月、地元水力発電所建設(02年に建設中止)に伴う
関西電力の協力金8億7800万円を流用する形で、約1900万円の使途不明金が発覚した。
酒井前理事長は3月8日に辞任。農水省のその後の調査で不明金の額が膨らみ、疑惑が浮上した。
酒井前理事長は14日、自宅で報道陣に対し「何を根拠にそう言うのか分からない。事実無根だ」と身の潔白を主張。
裏金を自民党費や農水省職員らの接待に充てたとされる疑惑についても
「党のパーティー券は1、2枚買ったかもしれないが、職員との宴会・飲食は接待ではない。
支出は会計簿にきちっとつけておくよう事務局長に指示していた」と話した。
辞任の理由は「理事長としての管理責任はあった」とした。
同市高月町の改良区事務所には報道陣の問い合わせが相次ぎ、
西村一位事務局長は「会計簿を改めるなど改善を進めている」と説明。
北村又郎理事長代理は「国からの連絡は真摯(しんし)に受け止める。
急ぎ理事会を開き、今後の対応を協議したい」とコメントした。
一方、自民党県連の戸田健一郎事務局長は
「党員個人からの支払いと受け止めていたが、事実関係を調べたい」と述べた。
毎日新聞 URLリンク(mainichi.jp)