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あまりにも杜撰すぎる対応の宮崎県。「貴重な種牛」を殺す気かよw
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家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」の感染を避けるため、宮崎県が家畜の移動制限区域から13日に連れ出した
県家畜改良事業団(高鍋町)の種牛6頭が“不手際”もあって途中で野営を余儀なくされ、14日夕にやっと避難先に
落ち着いた。種牛の移動は「畜産県宮崎の宝を守るために」と県が強く求め、国も特例措置として許可。最短の行程
を踏むべきところが、逃避行は少なくとも延長60キロ、1泊2日の「長旅」となった。
県によると、6頭は13日正午、約40キロ離れた西米良村にある避難先に向けて移動を始めた。県が数カ所の候補
地から絞り込み、半径5キロ圏内に畜産農家がないと確認した場所だ。ところが、目的地に近づくうち避難先付近に
牛の飼育農家が3戸あることが判明。そのこと自体は問題はないものの、県は大事をとって別の避難先を選ぶこと
にした。ただ、移動中の6頭を再び事業団に連れ帰るのは「感染防止の観点から危険」と判断し、そのまま同村にい
ったん移動させた。
県は約1時間の休憩をとらせた後、新たな避難先に決まった西都市に向かったが、6頭の負担を考え、途中で野営
することにした。結局、種牛が西都市にたどり着いたのは14日の夕方になってから。丸1日以上を費やして着いた
避難先は、事業団から約20キロしか離れていないところだった。ここは家畜の移動は禁止されていないが、搬出を
制限されている区域内という。
種牛を極めて大切に扱った結果とはいえ、宮崎大の後藤義孝教授(獣医微生物学)は「長距離、長時間移動でウイ
ルスにさらされた可能性もあり、今後も3週間程度は観察が必要だ」と憂慮している。