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NHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー アジアの“一等国”」に出演し
た台湾少数民族・パイワン族や視聴者ら計約1万300人が、番組内容に偏向・歪曲
(わいきよく)があったとしてNHKに計約1億1千万円の損害賠償を求めた訴訟の第
2回口頭弁論が14日、東京地裁(安浪亮介裁判長)であった。パイワン族男性が「パ
イワン族の名誉を徹底的に傷つける放送で、決して許すことはできない」と意見陳述した。
意見陳述をしたのは、パイワン族の長老、バジェルク・タリグ(華阿財)さん(71)。
1910年にロンドンで開かれた「日英博覧会」でパイワン族を紹介した企画を、番組内で
「人間動物園」と表現したことについて、「パイワン族が動物扱いされたり、見せ物に
されたりしたことは断じてない」と反論。「NHKがパイワン族に対する
人種差別と人権無視の事実を認め謝罪するまでは絶対に許さない」と話した。
■ソース(産経新聞)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)