10/05/13 23:59:05 0
強盗強姦罪の被告は「性犯罪防止プログラム」参加中に事件起こす/横浜地裁
2010年5月13日
女性方に侵入し暴行、強盗したとして、強盗強姦(ごうかん)などの罪に問われた
住所不定、無職新谷大和被告(35)の裁判員裁判の第2回公判が12日、横浜地裁
(朝山芳史裁判長)で開かれた。新谷被告が別の性犯罪事件で有罪判決を受け、
出所後にボランティアが実施する「性犯罪防止プログラム」に参加中、
今回の4事件を起こしたことが、検察側が提出した証拠などで明らかになった。
検察側によると、新谷被告は出所直後の2006年12月ごろからプログラムに参加。
保護観察所の公的プログラムではないが、仮出所後に保護観察所職員から勧められ、
自ら電話をかけて都内に通った。「二度と罪を犯したくない」という強い気持ちからだったという。
12回の無料講座で、3人グループでのディスカッションで反省点を話し合った。
その後、約2年半もの間、精神医学専門の大学准教授を相手に月1回のペースで面談した。
2人目の女性に暴行した昨年7月24日も面談に通い、1週間後に別の女性の事件を起こした。
検察側によると、面談担当の准教授は「犯罪の気配には気付かなかった」と話しているという。
「面談は抑止力にならなかったのか」という裁判官の問いに、
新谷被告は「欲求が勝ってしまった」と述べた。
同被告は2001年と04年、少女への強姦未遂や強制わいせつなどの罪で、
それぞれ実刑判決を受けている。
神奈川新聞
URLリンク(news.kanaloco.jp)