10/05/13 16:43:47 0 BE:873044238-PLT(12066)
>>1(の続き)
このような人を日本語では「宇宙人だ」ということがある。
鳩山首相は、首相になる前から「宇宙人」と言われ、宇宙人グッズも売られていた。だとすると、
米政府のもとに上がってきた首相の個人情報のなかには「宇宙人と言われている」というものがあり、
米高官の間に「ルーピーな人」という評価があったのではないか。
もし例のコラムが「鳩山はますます宇宙人だと米政府高官は言っている」と「正確に」訳されていたら、とくに驚く話ではない。
「愚か」と訳されたので、首相の資質問題になり、「一国の首相に対しいささか非礼だ」(平野博文官房長官)という反応が出るわ、
党首討論で取り上げられるわ、騒ぎになった。
そもそもアルカメン氏が取り上げたのは、中国の胡錦濤国家主席だった。コラムの見出しは「胡氏が1位」である。
核安全保障サミットの際、オバマ大統領との個別会談の長かった首脳を勝ち組とした。1時間半の中国主席が1位、
次がヨルダン国王、マレーシア首相、ウクライナ大統領、アルメニア大統領などだ。首脳でないが個別会談できたエジプト外相も勝ち組だ。
一方、正式の個別会談のない日本の首相を負け組の筆頭とした。ついでにルーピーという米高官の内輪話を紹介した。
アルカメン氏には「愚か」と批判するほど首相に関心はない。日本のメディアが首相の部分だけ取り上げたので、
資質批判のように受け取られた。ルーピー騒ぎは誤訳事件の一種だったのではないだろうか。(専門編集委員)
記事引用元:毎日新聞 2010年5月13日 東京朝刊
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