10/05/13 10:17:50 0 BE:617258636-PLT(12556)
夏の参院選の選挙公約をどう呼ぶか、各党が悩んでいる。
昨年の衆院選ではこぞって、政策の実施期限や財源などを示した公約を意味する
「マニフェスト」と呼んだ。
だが、鳩山政権がマニフェストにこだわり、財源確保の見通しも立たないまま
赤字国債依存の予算を組むなど、この呼称の印象が悪化したためだ。
公明党は2003年衆院選以来、国政選挙での公約をマニフェストと呼んできた。
今回は「民主党のせいでマニフェストへの信頼が損なわれた」(幹部)との声を受け、
呼称を「重点政策」などに変えることを検討中だ。昨年の衆院選では「マニフェスト」を
使ったみんなの党の渡辺代表も10日の記者会見で、この呼称が「詐欺という印象を
持たれている」と断じた。既に、参院選に向け、「アジェンダ(政策課題)」という
言葉を多用している。
対照的なのが自民党だ。従来は民主党と同じになることを嫌い、「政権公約」などとしてきたが、
「マニフェストという言葉が定着した」(石破政調会長)と方針転換。インターネットの
検索サイトで「自民党のマニフェスト」と入力しても、検索しにくいという事情もあったという。
一方、民主党は「マニフェスト」を今回も使う。鳩山首相は12日の政権公約会議で、
参院選に向け、「子どもも読めるマニフェストを作ったらどうか」と提案、教育、
子育てに関する政策説明を中心に、党内で検討することになった。社民党は「マニフェスト」、
国民新党、共産党は「公約」などを使う方針だ。
*+*+ YOMIURI ONLINE 2010/05/13[10:17:49] +*+*
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