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日本皮膚科学会が男性型脱毛症診療ガイドラインをまとめた。「あくまで医療者向け」と同学会は説明するが、
育毛剤が数多く販売される中、「対象者」の関心は高い。どんな内容なのか、効果はあるのか。生え際の後退
などが気になる記者(44歳)も、自ら体験してみた。
推奨度Aとされたフィナステリド(商品名・プロペシア)。記者は昨年11月から服用を始めた。1箱(28錠
入り)で1カ月分。効果確認に必要な6カ月の服用期間を迎え、頭頂部の写真を初診時と比べると、地肌が見えなく
なる程度に頭髪が濃くなっていた。
フィナステリドは医師の処方せんが必要で、保険外診療のため、処方にかかる費用はまちまち。大阪市内の六つの
医療機関に問い合わせると、1箱で7200~1万500円。別に初診料などがかかる。「何もせずに毛が抜ける
のを待ちますか」と営業トークをするクリニックもあった。
結局、選んだのは自宅近くの皮膚科医院。医師は「効果、安全性の高い薬ですが、医者から『どうしても』と勧める
ような薬じゃありませんから」と、費用は薬代7200円のみ。「患者サービス」の認識だという。
幸い記者には効果があったが、肝心の生え際は変化なし。場所は選べないようだ。また、服用をやめれば効果は
なくなる。財布との相談は当分続きそうだ。
※続きます。
毎日jp 2010年5月12日 12時01分(最終更新 5月12日 12時37分)
URLリンク(mainichi.jp)
▽フィナステリド服用開始前の頭髪(画像)
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▽フィナステリド使用開始から約6カ月の頭髪(画像)
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