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勤務先の預金口座から約１億円を着服したとして、札幌地検特別刑事部は１１日、業務上横領容疑で、
空調設備工事大手の高砂熱学工業（東京）元社員の札幌市白石区、無職宮下純子（あつこ）容疑者（５４）を
逮捕した。
逮捕容疑は、札幌支店の経理担当だった２００４年１月～０８年７月、同社の預金口座から約１億円を
計２１０回にわたり不正に引き出し、自分の預金口座に入金して横領した疑い。
同社によると、宮下容疑者は、架空の工事費用の伝票を作成するなどして、１９９９年から０８年までに
総額約３億６千万円を着服、ブランド品などの購入に充てていたという。
同社の監査で０８年７月下旬に着服が発覚。同社は翌月、宮下容疑者を懲戒解雇し、同年１２月、札幌地検に
刑事告発していた。
ソース
北海道新聞 URLﾘﾝｸ(www.hokkaido-np.co.jp)