10/05/11 10:20:44 0
★反小沢大臣を更迭する必要
いつが転機だったのだろうか―。昨年9月にスタートした鳩山政権に対する大きな
期待が、不満と失望に変わってしまった節目のことだ。
政権交代から3カ月間は、ご祝儀はともかく、メディアも新政権を盛り上げた。
(中略)仕掛けられた陰謀のワナにはまり、自壊を始めている民主党政権。閣僚が小沢
批判を口にすればするほど、大マスコミは喜んで騒ぎ立てる。党内はますます動揺し、
世間の民主党離れが進む。この悪循環で、民主党の混乱は雪だるま式に膨らんでいるの
だ。
ついには1年生議員の横粂某までが「国家のために幹事長は辞すべき」なんてキャン
キャン吠え出す始末。旧勢力は今ごろ、ほくそ笑んでいる。
●だれのおかげで大臣になれたんだ
こうなったら鳩山首相は政権を立て直し、一から出直すしかない。真っ先にやるべき
は前原大臣ら不満分子の更迭だ。
(中略)経済アナリストの菊池英博氏が言う。
「自民党を倒して誕生した細川政権がすぐに崩壊した原因も、発足当初から閣内で“倒
閣運動”があったからです。それと同じことが今まさに起きようとしている。鳩山首相
は、こういうときこそリーダーシップを発揮すべきです。小沢氏がいなければ、前原や
仙谷といった大臣も今の立場にはなかった。文句を言う大臣に首相は『イヤなら出てい
け』とはっきり言うべきなのです」
百歩譲って、小沢本人に面と向かって不満をぶつけるなら、その度胸は買える。しか
しメディアにおだてられ、陰でペラペラしゃべっているのだから卑劣極まりない連中
だ。こんなチンピラ大臣を放置していては、規律もモラルも崩壊する。サッサと叩き出
してやればいいのだ。
小沢の剛腕なしに政権交代は絶対に実現しなかった。新政権の継続も参院選もおぼつ
かない。民主党はその原点を忘れてはダメだ。
(日刊ゲンダイ2010年5月8日掲載)
URLリンク(news.www.infoseek.co.jp)