10/05/11 08:21:43 x8ewh5Rw0
東海道新幹線が出来て日本のサラリーマンは幸せになったか?
昔は東京本社の人間が大阪支社に出張ともなれば、宿泊が前提。
「遠路はるばるおこし下さいまして」ということで、仕事が終われば一席設けて軽く飲んだあと、
支社が手配してくれたビジネス旅館でひと風呂浴びて暖かい布団でグッスリ。
それがいまや、東京駅6時始発の新幹線に飛び乗り、大阪で朝10時から夕方5時まで多くの会議を
ハシゴして、その日のうちにトンボ返りが当たり前になった。
暖かい布団は窮屈な自由席に、暖かい夕食はワゴン販売の冷たい弁当と缶ビールになった。
Cルートが出来ても日本人は幸せにならないよ。
品川駅6時始発のリニアにドブネズミ色のスーツを着たサラリーマンが鮨詰めになって、
大阪で8時30分から始まる会議に向かう。
轟音が鳴り響く長大なトンネルの中、窮屈な自由席で隣の人に肘が当たらないように気を遣いながら、
パワーポイントを立ち上げ会議資料の修正。それがCルート。