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★もんじゅ:制御棒挿入操作にミス 試験を一時中断
日本原子力研究開発機構は10日、試験運転中の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で同日、
制御棒1本の挿入操作にミスがあり、試験を一時中断したと発表した。制御棒は約2時間後、正常に
挿入された。環境への影響はない。
原子力機構によると、この日の試験終了時、19本ある制御棒の2本を全挿入しようとしたが、運転員が
操作を誤り、全挿入から3ミリ手前で制御棒が止まったため、午後8時50分に試験を中断。再び挿入
操作を始め、同日午後10時38分に全挿入を完了した。原子力安全・保安院によると、運転員は今回、
制御棒を初めて操作しており、全挿入の手前で制御棒のスピードが落ちることを知らなかったという。
◇原子力安全・保安院は注意、指導へ
原子力安全・保安院は「運転員は熟練者だが、14年間運転していなかった影響で操作マニュアルの
習熟が徹底されていないのかもしれない。制御棒の操作は非常に重要な手順で、基本を徹底する必要が
ある」として、日本原子力研究開発機構に注意、指導するという。
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