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ソースの上で踊るかつお節。爪楊枝(つまようじ)でつついて、あつあつをほおばる--というのが
「たこ焼きの食べ方」の基本とされてきたが、今や、割りばしで挟むのが主流なのだという。「外はカリッと、
中はトロリ」の食感が確立した上、たこ焼きそのものが大型化し、細い楊枝ではバランスが取りにくいという
のが理由。でも「たこ焼きはつついて食べんと」という声もあり、楊枝2本を使った方式を提唱する会社も
現れた。あなたは、どんな食べ方がいい?
「たこやき」などの著者で日本コナモン協会会長の熊谷真菜さん(48)によると、たこ焼きの街頭店舗は、
関西の食卓にソースが並び始めた1950年代から増加。当時は、ふたのない舟形の容器に爪楊枝1本というのが
定番だった。
しかし、85年ごろに変化が起きた。阪神タイガースの優勝が影響したのか、各店の競争が激化し、1個の
大きさも直径約4センチから約5センチ程度に増大。「外カリ、中トロ」も定着したため、楊枝1本では口に
運びにくくなり、割りばしが取って代わった。
大阪府内で現在、たこ焼きを提供する店舗は約600店あるが楊枝のみの店は3割弱しかないという。上海
万博の「日本産業館」に出店する「たこ家道頓堀くくる」(本店・大阪市中央区)も、割りばしを採用している。
こうした状況に一石を投じたのが、みやげ用のたこ焼き販売のほか、直営店も持つ「元祖たこ昌」(同)。
楊枝2本を刺す「たこやキーパー」を開発した。道頓堀を散歩していた山路昌彦会長(69)が、楊枝1本で
支えきれず、たこ焼きを落とす観光客を何度も目にしたことがきっかけという。大型連休を利用して名古屋市
から観光に訪れたカップルは「普段は割りばし。楊枝も2本なら食べやすいかな」。同社は近く、試作品を各店で
提供する予定だ。
※続きます。
毎日jp 2010年5月10日 15時00分(最終更新 5月10日 15時00分)
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▽爪楊枝2本を差し込んだ「たこやキーパー」を使ってほおばるカップル(画像)
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