10/05/10 12:57:24 0
(>>1のつづき)
主婦は「自分は親に言えなかったから、小学生の娘には性に関することも包み隠さず会話する
よう心がけている」と話す。
県外に住む20歳代の女性は、小学1年から5年頃まで通った。
授業の最後に「催眠術」の時間があった。男の指示で全員目を閉じた。こっそり目を開けた時、
男が、別の女児に抱きついたり、キスしたりするのが見えた。
自分も被害を受けるようになり、ある日、迎えに来た祖母の前で泣いた。祖母はすぐ抗議したが、
受付の女性が応対しただけで、男は出てこなかった。この日から教室に行かなくなった女性は
「気持ち悪い記憶としか言いようがない」と吐き捨てるように語った。
今年になって、男が逮捕され、これまでに3件の婦女暴行罪などで起訴された。元教え子ら
十数人が福岡県警少年サポートセンターでカウンセリングなどを受けている。
男の英会話学校では、「気の巡りが良くなる」とうたった石の販売や、教え子の家族らを招いた
気功セミナーが行われていた。気功を通じて、親が信頼を寄せている子どもの被害が目立ち、
「先生がそんなことをするはずがない」として、捜査員の説明を信じない親もいるという。
仲真紀子・北海道大教授(発達心理学)は「親が信じている人にわいせつ行為を受けたら、
子どもは被害を言い出しにくい。口や胸など、体の大切な部分については、自分の意思に
反して触られてはいけないと、小さな時から家庭でしっかり教えておく必要がある」と話している。
(以上)