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埼玉県警高速隊と交通捜査課は9日、詐欺の疑いで、春日部市椚の運転手、戸田正己
容疑者(41)を逮捕した。
県警高速隊の調べでは、戸田容疑者は2月12、24の両日朝、さいたま市緑区の
東北自動車道浦和料金所で、大型貨物車を運転、加須インターチェンジ(IC)から
高速道路に入ったにもかかわらず、収受員に「岩槻ICから乗った」とうそをついて、
正規の通行料金3000円より1950円安い1050円を支払い、差額計3900円を
だまし取った疑いが持たれている。
県警高速隊によると、戸田容疑者は「高速代が給料から天引きされるので、カネを浮か
せるためにやった。手口はインターネットの掲示板『2ちゃんねる』で知った」などと
供述しているという。戸田容疑者はETC(自動料金収受システム)レーンを利用して
東北道に乗り、出る際は一般レーンを使用。収受員に「エラーが出てETCカードが
使えない」と話していた。
県警高速隊によると、ETCレーンには通過時間などの情報をカードに書き込むため、
通過バーの前後にアンテナを設置。大型の車の場合は、一つ目のアンテナを通過した際に
バーは開くが、二つ目のアンテナを通過した際に情報が書き込まれる仕組みになっている。
戸田容疑者は「二つ目のアンテナを通過する際に、手元にあった伝票で電波を遮断した」
と供述しているという。
県警高速隊では、戸田容疑者が昨年6月から今年2月にかけて同じ手口の不正を計100回
行い、約30万円をだまし取っていたことを確認。2月から4月にかけて、40回にわたっ
て同じ犯行をしていたとみて裏付けを急いでいる。同隊は「料金所にはカメラをつける
などして不正は絶対に見逃さない体制を整えている」とコメントしている。
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