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「スカート丈は女性が決める」
秀里 音子(学生 23歳 東京都)
新潟県新発田市内の高校の教諭たちが昨年、JR新発田駅前で
初の合同服装指導に取り組んだそうだ。
なんでも、新潟県の女子高生のスカート丈は「日本一短い」と
も言われているらしく、修学旅行先から「見るに堪えない」と
苦情が寄せられたこともあるという背景が存在するようだ。
だが待って欲しい。
女子高生がスカート丈を短くしようが長くしようが、制服を
どのように着こなそうが、それは女性個人の自由であり権利で
ある。たとえ教師であろうと、それに口出しをするのは職権の
濫用であり、女性の社会進出を妨げる、時代に逆行した反社会
的行為である。
いや、むしろ教師であるからこそ、時代の流れを読み取る感性
が、これからは求められるのではないだろうか。
それなのに、駅前という公共の場で女性の服装に文句をつける
とは、時代錯誤を通り越した茶番である上に、女性に恥をかかせる
人権蹂躙行為である。
前から繰り返し主張しているように、このような件で問題とされる
べきは、女性の服装自体ではなく、それを目にする男どもの猥褻性
にある筈だ。見るに堪えないなら見なければよいものを、わざわざ
苦情を寄せてくるのも、恐らくはそうした卑猥な男どもであろう。
不当な「生活指導」とやらを受けた女子高生たちには、そのような
セクハラに屈せず、自由奔放な学園生活を謳歌して欲しい。