【訃報】おばあちゃん役で定評 女優・北林谷栄さん死去 98歳at NEWSPLUS
【訃報】おばあちゃん役で定評 女優・北林谷栄さん死去 98歳 - 暇つぶし2ch1:西独逸φ ★
10/05/06 18:58:17 0
劇団民芸の創立メンバーのひとりで、舞台や映画の老女役で数々の名演を残した女優の北林谷栄
(きたばやし・たにえ、本名・安藤令子=あんどう・れいこ)さんが4月27日、肺炎のため東京都内の
病院で死去した。98歳だった。

東京都出身。葬儀・告別式は近親者で済ませた。喪主は長男、朝生(あさお)氏。

明治44年、東京・尾張町(現在の銀座)の洋酒問屋の長女として生まれ、母親が彼女を産んで死亡したため
祖母の手ひとつで育てられる。築地尋常小学校、山脇高等女学校を卒業。昭和9年から新劇の世界に身を投じ、
11年に新協劇団で滝沢修、宇野重吉、小沢栄太郎らと舞台を踏む。

戦後の22年、宇野、滝沢らと民衆芸術劇場(第1次民芸)の結成に参加。解散後、25年に再建された劇団民芸
(第2次民芸)に加わり、以後、幹部女優となる。代表作に「泰山木の木の下で」「オットーと呼ばれる日本人」
「ハロルドとモード」など。

映画は25年、成瀬巳喜男監督「白い野獣」に初出演。以後「破戒」「ビルマの竪琴」「キクとイサム」「にあんちゃん」
「地の群れ」など、ほとんどの作品で底辺に生きる老女役を演じ、個性を発揮した。
60年には市川崑監督が自らリメークした「ビルマの竪琴」で約30年前と同じ物売りの老女役を演じ、話題を呼んだ。

多才であり、50年には舞台劇「お尋ね者ホッツェンプロッツ」を演出、平成9年の「黄落」では自ら脚色を行い、
紀伊國屋演劇賞を受賞。
平成元年に動脈瘤(りゅう)破裂で倒れたが、3年に映画「大誘拐」で堂々と主役を張って復活、主な映画賞の
主演女優賞を独占した。

15年の映画「阿弥陀堂だより」では、かつての“戦友”宇野重吉の息子、寺尾聰と共演して変わらぬ名演を見せ、
日本アカデミー最優秀助演女優賞に輝いた。

15年には“本名”の「蓮以子(れいこ)」と「北林谷栄」、二つの名前をもつ女性を自身が素顔で語る一人舞台
「蓮以子93になった」に出演した。テレビも「前略おふくろ様」や、多くの芸術祭参加作品に出演。映画は15年の
「黄(よ)泉(み)がえり」が遺作となった。昭和53年に紫綬褒章受章。

産経新聞 URLリンク(sankei.jp.msn.com)


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