10/05/07 00:42:28 82KRK9eI0
>575
あともう一つ。コピペ先の内容に対してだが、お前自身がそれを引用してるんだから
お前に返していいよな?
戦略的奇襲を受ける可能性は必ず存在する。それは別に、偵察衛星がどうのこうの
とか潜水艦による追尾がなんたらとか言うレベルの話じゃなくて、情報資料(Information)
をどのように処理して情報(Intelligence)にするかのレベルの話なんだな。つまりは、
中国の行動を大規模演習だと米が判断したら、対応が遅れて戦略的奇襲を受ける
事があり得るって話だ。
あり得ない?んな事はない。第4次中東戦争時、イスラエルはエジプトやシリアの軍
が国境にどのように展開していたかほぼ完璧に把握していたし、更にはエジプト政府
中枢に近い人物(ザ・ソースと呼ばれる人物 ナセル(当時の前エジプト大統領)の義
理の息子マルワンではないかと言われている)からエジプトが本気で侵攻するという
情報を得ていたにもかかわらず予備役の招集すらしなかった。では、なぜ侵攻は
あり得ないとイスラエルは判断したのか。当時、エジプトが開戦に踏み切るにはテル
アヴィブを攻撃できる長距離爆撃機とスカッドを装備する必要がある、とイスラエルは
考えていたから。(これは「コンセプト」と呼ばれていた)そのため、判断を誤り戦略的
奇襲を受けることとなった。
つまり、「今時戦略的奇襲なんて不可能」などと考えること自体が軍事音痴の証拠