10/05/06 22:01:39 mId/EgWQ0
>>920
満州事変、日華事変から太平洋戦争、戦後まで一貫して
昭和天皇は理性的で、多くの日本軍・政府首脳よりも先が見えていた。
不敬な言いようではあるが、まったくもって、天皇にしておくにはもったいない人物だった。
それはそれとして、昭和天皇が国体護持(天皇大権保持)に最後までこだわっており、
陸海軍が夢想する一撃講和に最後まで望みをつなぎ、
下問や意向表明などで、作戦に介入というか影響を及ぼしていた。
しかしまあ、8月の最後の御前会議では、共産革命よりましと腹をくくって、
天皇大権廃止・象徴天皇制もやむなし、米国は信用できる、と
当時の日本軍・政府首脳の誰にもできなかった洞察力を発揮して
賢明な判断をされたわけだが。