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石原慎太郎 「あれをした青年」(成婚パレード投石事件)
『文藝春秋』1959年8月号より
天皇が国家の象徴などという言う言い分は、
もう半世紀すれば、彼が現人神だと言う言い分と同じ程度
笑止千万で理の通らぬたわごとだと言うことになる
と言うより問題にもされなくなる、と僕は信じる
彼を取調べ,彼を裁き,彼を気違いという名目(?)
で放り出した人たちも同じだったに違いない。
彼(投石少年)の話の殆どが殆どの人間に理解されるだろうことを僕は信じる。
(中略)
現代では狂っている人がまともで、
まともな奴がおかしいと言うことを誰もが感じているはいるのだ。
その誤謬を修正する直接の行動のためには、
今日では矢張り一種の狂気に近い誠実さと勇気がいると言うことも