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「周りの人が買わないから、自分も買わない」。こんな人たちが近年の日本には増えていると、精神科医の和田秀樹氏は指摘する。
ひたすら周囲に自分を合わせようとする「統合失調症」の傾向を持った人が増加したためだ。
これは国が豊かになり、「周りと同じようにしていてもそれなりに幸せになれる」と日本人が思うようになったことが原因だ。
このような精神構造の人は、消費に向かわせる「仕掛け」をしない限りこれからもモノを買わないだろうと、和田氏は警告する。
―「モノが売れない」と最近よく言われます。日本人がモノを買わなくなったのは、
以前と比べて精神構造に何か変化が生じたのでしょうか。
和田 ご質問にお答えする前に、日本人の性格の傾向をお話ししましょう。どの先進国でも共通していますが、
原因がはっきりしない精神病である「内因性精神病」は2種類しかありません。ひとつは「シゾフレニア」、
つまり統合失調症で、もうひとつは「メランコリー」、すなわちうつ病です。統合失調症になると、
他人が気になって誰かに嫌われたり無視されたりするのを恐れ、ひどくなると「みんなが悪口を言う」
「私は誰かに狙われている」と妄想するようになります。一方、うつ病は、自分が悪いと強く責めたり、
重い病気にかかっていると思い込んだりします。
私は、精神状態が正常な人でもある程度、統合失調症あるいはうつ病の傾向があると考え、
間の性格傾向はいずれかに分類できると仮説を立てました。そのうえで、前者を「シゾフレ人間」、
後者を「メランコ人間」と名づけたのです。私が観察したところ、日本は、1955年より前の世代はメランコ人間が多いのですが、
徐々に両方が混じっていき、1965年生まれ以降はシゾフレ人間が多くなってきました。
J-CASTニュース 日本人の精神構造の変化が モノ売れない時代つくった
インタビュー「消費崩壊 若者はなぜモノを買わないのか」第2回/精神科医・和田秀樹氏に聞く
URLリンク(www.j-cast.com)
画像:日本人の精神構造が変化したという和田氏
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★1の時刻 2010/05/02(日) 19:08:03
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