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★チョコレートとうつ病に相関性 最新調査
チョコレートをたくさん食べる人は食べない人と比べ、
うつ病になりやすいことが最新調査から明らかになった。
ウォールストリート・ジャーナルによると、調査を実施したのはカリフォルニア大学サンディエゴ校のベアトリス・ゴロンブ准教授ら。
抗うつ剤を服用しておらず、心臓疾患や糖尿病のない成人931人を対象に調査を行った。
調査結果は「アーカイブス・オブ・インターナル・メディシン」に掲載される。
調査対象者は、1週間に食べたチョコレートの量と回数を回答。
さらに睡眠や食生活、心理状態についてなど、うつ病の診断に用いられる質問を受けた。
うつ病診断の結果、判定基準スコアが16より多い場合は「うつ病の可能性がある」、
22を超えると「うつ病である」、16以下の場合は「うつ病ではない」と判断される。
今回の調査では、スコアが16を上回る人は、月に8.4食分のチョコレートを食べていた。
16以下の人は同5.4食。22より多い人は同11.8食と最もチョコレートを食べた量が多かった。
ここでいうチョコレート1食分とは1オンス(約28グラム)で、チョコレートバー1本よりもやや少なめだ。
ゴロンブ博士らは、チョコレートにはアルコール同様、気分を短期的に盛り上げる効果があるのではと考えている。
博士自身もチョコレートをよく食べるが、うつ病ではない。
博士は、ココアバター含有量の高い「本物の」チョコレートを推奨している。
ただし調査では、ミルクチョコレートとダークチョコレートを区別していない。
博士らは、チョコレート以外の食生活も調べたが、うつ病とそうでない人との間に大きな違いはなく、チョコレートが関連していると結論づけた。
コーヒーやカフェインを含むものもスコアには影響していない。
調査対象者のうち約70%が男性、平均年齢は58歳である。
U.S.Frontline URLリンク(www.usfl.com)
▽関連リンク
・Mood Food: Chocolate and Depressive Symptoms in a Cross-sectional Analysis
Abstract URLリンク(archinte.ama-assn.org)
Full Text URLリンク(archinte.ama-assn.org)