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東京医科大学八王子医療センターが生体肝移植手術の際、
患者から多額の寄付金を受け取っていた問題で、東京医科大学は、
「寄付自体は問題ない」との認識を示しました。
この問題は、東京医科大学八王子医療センターの担当教授らが
生体肝移植を受ける患者に対し、手術前に寄付金の提供を依頼し、
2005年から2年余りの間に、11人からあわせておよそ1200万円を受け取っていたものです。
東京医科大学によりますと、受け取った寄付金は、他の病院から手術の
応援に招いた医師への謝礼や保険適用外の薬の購入などに使っていたということです。
今回の問題で東京医科大学の臼井正彦学長は、「手術前に提供を依頼したことは、
配慮に欠けた行為で大変遺憾だが、寄付は移植医療の振興を目的としたもので問題はない」との認識を示しました。
また、東京医科大学は、生体腎移植についても2005年以降、7人の患者から
あわせておよそ200万円の寄付金を受け取っていたことを明らかにしたうえで、
「今後、寄付金の返還要求があれば、検討したい」としています。
東京医科大学をめぐっては、2000年から2007年に実施した
生体肝移植手術の患者20人が死亡し、「医師の技術力に問題があった」として、
現在は生体肝移植手術を中止しています。
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