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「クール・ジャパン」と呼ばれ国際的に評価されている日本のアニメやマンガなど
コンテンツの輸出を促進するため、経済産業省は関連企業の海外活動を支援する拠点づくりに
乗り出す。経産省の委託を受けた日本映像国際振興協会が6月にも北京に第1号拠点を開設し、
現地の政府関連機関や企業とのパイプ作りや販路開拓の支援を始める。コンテンツ輸出を
専門とする官民一体の企業支援拠点の設置は初めて。
政府は6月にまとめる新成長戦略にコンテンツ輸出の拡大を重要政策のひとつに
掲げる予定で、支援拠点の設置はその方針に沿ったもの。これをモデルに欧米や
アジアの主要都市にも順次、拠点を展開する。
膨大な人口を抱える中国は市場規模の魅力が大きい半面、欧米に比べ知的財産管理に関する
政府の政策動向や市場情報が入手しにくく、個別企業では市場参入が難しい。
このため、経産省では進出企業への支援が必要と判断し、第1号拠点に北京を選んだ。
現地の流通経路の仕組みや市場ニーズ、映像や著作物の流通に絡む現地政府関連機関による
規制の動きなどを収集し、日本企業に提供する。
*+*+ 産経ニュース 2010/05/02[08:08:13] +*+*
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