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平野博文官房長官は30日午前の記者会見で、鳩山由紀夫首相が5月4日に沖縄を訪れ、
米軍普天間飛行場移設問題をめぐり仲井真弘多県知事と会談すると発表した。
稲嶺進名護市長との会談のほか、県民との対話集会、普天間飛行場とキャンプ・シュワブの
視察も行う方向で調整。政府案の公表も検討する。沖縄訪問は昨年9月の首相就任以来初めて。
首相は沖縄訪問を踏まえ、5月末決着に向け米側との交渉や移設先自治体との調整を
本格化する方針だが、仲井真氏が30日、不快感を示すなど地元の強い反発が予想される。
また社民党の福島瑞穂党首が同日朝、首相に電話し、くい打ち桟橋(QIP)方式に反対の
考えを伝えるなど与党内もまとまっておらず、決着への見通しは立っていない。
これに関連し首相は30日朝、記者団に「決して迷走していない」と強調。その後、国民新党代表の
亀井静香金融・郵政改革担当相、民主党沖縄県連代表の喜納昌吉参院議員と相次いで会談した。
喜納氏はQIP方式に反対と述べた。喜納氏によると、首相は「沖縄県民も徳之島の方も納得できる
方法に持っていきたい。約束はしっかり守れなくても、決断は無理でも方向性は指し示したい」と
述べた。
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※前(★1:04/30(金) 17:00:31):スレリンク(newsplus板)