10/05/01 22:28:25 Vkc61a360
このままだと、若手の「ヒト」としての市場性がなくなってしまう。
日本企業は、新興国との泥仕合である。
グローバル経済だから、同じ土俵でナンバーワンを決めてる構図だ。
世界一になるためには、莫大な資力を必要とする。
資金は、株・CPなどで市場から調達する。投資家は、短期利益を求める。
企業側は、これに応えなければ、資金が調達できない。
すると、労働者は「コスト」・・・機械装置と同じ扱いになる。
そこで派遣労働者である。
派遣労働者に、「資質を高める」ような労働環境は提供されない。
来る日も・来る日も、ワンパターンの作業である。
ある調査によれば、若年層の半数が派遣労働者なんだそうだ。
本来、「ヒトは、年を経るごとに資質を高める」ことが自然である。
これが、グローバル経済の中では「通らない理屈」なのである。
無理に通そうとすれば、企業の転落は必至で、潰れれば元も子もない。
根本が間違っている。主要国蔵相会議が開催されると、決まって世界中から
「グローバル経済反対」を唱える民間団体が集まってくる。ヨーロッパの人々が多いように映る。
「ヒトが本来あるべき姿」を考えれば、当然の主張のように思える。