10/05/01 22:13:58 Vkc61a360
日本は、これまで「役人主導政治」と言う事実上の一党独裁だ。
これを、諸外国と同様に「政治家主導」に大転換しようとしてる。
政治家は、定期的に国民の審判を受ける。役人に、そんな制度は無い。
民主主義国家において、国民の審判を受けない者が権力を持つことは、理にかなわない。
例えば、検察の「検事」も同じである。米国では選挙で選ばれる。
失職したくなければ、権力の暴走は出来ない。
さて、こんな状況にあって、なぜ役人が小沢氏だけを目の仇にするのか？
答えは簡単で、「小沢氏であれば、役人主導政治を転覆できるから」である。
日本国民の多くは、「政治とカネ＝ダーティー」の刷り込みを受けている。
大学生の希望就職先を見れば、毎年「大企業」が上位独占である。
これは「規模の論理」が機能するからである。大企業は、手許資金が潤沢であり、様々な可能性がある。
全く同じことが、政治にも言えるのである。
「政治とカネ」のキャッチフレーズから、「錬金術に長けた政治家は、ダーティー」と刷り込まれている。
本来は、「錬金術に長け・政治力に長けた政治家」は役人主導政治に対して「脅威」なのである。
この脅威をけり落とすために、国民に「政治とカネ」を刷り込んで、「政治家の力を奪おう」と言うわけである。
全く同じことが、田中角栄氏・金丸信氏にも言えた。彼らの逮捕要件で、誰も被害者がいないのである。
小沢一郎氏の「陸山会の４億円の土地取引」も同じ構図である。
役人主導政治はどうか？と見てみれば、発がん性のある汚染米・５０００万件の年金問題など、
数多くの国民が実害を被っているのである。これらに対して、役人側の逮捕者はゼロである。
汚染米では、問題が深刻のピークに達したとき、福田総理が辞任し・総裁選の１ヶ月間は
新規情報を出さないと農水省と約束して、国民への情報を極端に制限した。
５０００万件の年金も、安倍は数字まで把握しておきながら、反故にしようと目論んだ。
ところが、いつもどおり失敗したｗ
こんな役人主導政治と、民主党の大改革との次元が全く異なることが説明できないなど、
開いた口が塞がらない。