10/04/29 17:24:17 0
★自民、無派閥が第2勢力に=離党・退会者続出で
自民党内でどの派閥にも属さない無派閥(33人)が、町村派(44人)に次ぐ第2勢力となった。
新党騒動の影響に加え、今月に入って中堅・若手の退会者が続出しているためだ。
かつて自民党政治の代名詞的存在だった派閥は、今や「仲良しグループ」(古賀派中堅)にすぎないのが実態だ。
町村派は、昨年の衆院選後に小池百合子元防衛相、中川秀直元幹事長が相次いで離脱。
今月には山本一太参院議員が退会した。第2派閥だった額賀派は、藤井孝男元運輸相ら
2人が新党に参加するため離党し、31人となって第3勢力に転落した。
落選中の山崎拓会長が率いる山崎派は、資金難から派閥事務所を閉鎖。
夏の参院選までは毎週木曜日の派閥総会も取りやめ、山崎氏の個人事務所で「懇談会」を開催している。
16日には中堅の武田良太衆院議員が、「フリーな立場で活動したい」として退会した。
退会者の続出は、小選挙区制や政党交付金の導入で党執行部に権力が集中し、
相対的に派閥の力が弱まっていたことに加え、野党転落により、
ポスト配分などで影響力を発揮する機会がほとんどなくなったためだ。
中堅・若手が派閥の枠を超えた「勉強会」を活用していることも、
形骸(けいがい)化に拍車を掛けている。
時事通信 URLリンク(www.jiji.com)