10/04/29 10:21:26 0
★オトナとガキのケンカ 国交省に丸め込まれてよく言うよ前原大臣
●高速整備と同時に「地方主体」「割引拡充」を求められたのにノータッチ
「道路料金の話は役所の抵抗(の結果)であり、役所を説得できずにこうなった」―
こう暗に小バカにされたことが、腹に据えかねたのだろう。前原誠司国交相(47)
が、小沢幹事長への不満をぶちまけ、小沢嫌いの大マスコミを喜ばせている。
前原は「道路整備をしろと言っておきながら、『値段が上がってはいかん』というの
は、二律背反だ」と口をとがらせながら指摘。大マスコミも、小沢側が昨年末の予算要
望で、料金割引に使っていた財源を道路整備に回すよう求めたのが、「混乱の発端」な
どと前原に追随している。
前原もマスコミも、もっともらしく小沢を攻撃しているように映るが、重要な事実に
は、あえてフタをしている。
(中略)
「両路線の建設費は9000億円です。東京都も名古屋市も予算は潤沢。国が巨額の税
金を投じることは、『地方主体の道路建設』という要望にも反します。巨額道路をつく
る財源があるのなら、値上げ幅を圧縮するのがスジ。前原大臣は完全に国交省の役人に
丸め込まれています」(霞が関関係者)
小沢が強気の姿勢で前原を批判したのも納得だ。前原の不甲斐なさ、無定見ぶりを本
気で嘆いているのだろう。
百歩譲って、前原が小沢を「二律背反」と批判するなら、要望が出た時点ですべきだ
った。無能ぶりをさらけ出した後では、“お子ちゃま”がオトナにケンカを売っている
に過ぎない。
(日刊ゲンダイ2010年4月26日掲載)
URLリンク(news.www.infoseek.co.jp)