10/04/28 23:14:52 0 BE:617257692-PLT(12556)
トヨタ自動車は、世界的な景気悪化の影響で、決定を見合わせていた中国・吉林省の工場の
稼働時期について、中国国内の需要が急速に伸びていることから、再来年の前半と
することを決めました。
トヨタは、おととし10月から中国・吉林省の長春で新たな工場の建設を始めましたが、
その直後に、世界的な景気悪化で自動車販売が落ち込んだことから、この工場の稼働時期の
決定を見合わせていました。しかし、めざましい経済成長を背景に、中国が世界最大の
自動車市場となり、需要が急速に伸びていることから、再来年・平成24年の前半に
工場を稼働することを決めました。新たな工場の投資額はおよそ500億円で、
中国でも人気がある小型車のカローラを年間で10万台生産するということです。
トヨタの昨年度・平成21年度の中国での販売台数は、75万9000台と、前の年度より
34%余り増えていて、新たな工場が稼働すれば、中国での生産能力は年間で92万台まで
拡大します。世界の自動車販売は、中国やインドなどで大きく伸びていて、これまで
利益の多くを日本やアメリカに頼ってきたトヨタにとって、新興国での販売や
生産の強化が課題になっています。
*+*+ NHKニュース 2010/04/28[23:14:52] +*+*
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