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★郵政民営化の挫折に高笑いする特定郵便局長 ~毒まんじゅうを食った民主党~ 4
国民新党を介して特定郵便局長の組織を取り込んだ小沢一郎
この特定郵便局長の組織は、私的な団体であるが、小泉政権の郵政民営化路線に反発して、
自民党を離党した亀井静香の国民新党の支持を打ち出した。過去の選挙でも全国でこの特定郵便局長が
選挙違反で捕まるなど、選挙の集票組織として大きな力を持っていることが知られているが、
自民党から離反している点に目をつけた小沢一郎が、政権交代を実現するために国民新党を介して
取り込んだのである。
わずか3議席しか持たない国民新党の亀井静香が、民主党をさしおいて、現在、日本郵政問題では
傍若無人にやっているように見えるのは、この特定郵便局長の組織をバックにしているからだ。
自民党では引退した野中広務が郵政族のドンといわれたが、小泉内閣以降は自民党との関係は
微妙なものになっていた。選挙上手の小沢はその弱点をうまく突いた。
亀井静香は郵政問題で小泉政権に反旗を翻した確信犯だから、まだ可愛げもあるが、民主党の原口一博は
こうした利権問題に一切口をつぐんで、郵政民営化には「改革利権」が存在し、西川氏があたかも
オリックスグループに利益誘導したような発言を行っている。こうした正義派を気取った卑怯な
リベラル野郎が一番質が悪い。
はっきりいっておきたいが、特定郵便局長をめぐる北朝鮮のような利権システムを保持させるために、
多くの有権者は今回の選挙で民主党に投票したわけではない。
民主党は、今のところ、小泉政権の金看板だった郵政民営化を人身御供に差し出すことで自民党の
集票マシーンを取り込んだ気になっているかもしれないが、むしろ毒まんじゅうを食ったというべきだろう。
その毒は下手をすると、この弱った日本の全身に回り、日本郵政を腐らせ、金融という経済の
血流を滞らせ、命取りにもなりかねない。
(カトラー)
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