10/04/27 14:18:20 0
(>>1のつづき)
検察官「(別の)男性は?」
証人「一緒にいた女性の方が、声をかけていました」
検察官「それを見てどう思いましたか」
証人「もう大変なことが起きたと思ったし、自分も危なかった」
《検察官が「この人たちは誰にやられたと思いましたか」と尋ねると、証人は右側に座った
加藤被告に一瞬視線を移した後、「眼鏡をかけた、横を通り過ぎていった男だと思いました」と答えた》
検察官「あなたは歩道にいたから助かったのですね」 証人「はい」
検察官「事件後、あなた自身への影響はありましたか」
証人「しばらく寝ているときに目が覚めたりしました。あと、音楽プレーヤーを聴いているときに
この事件にあったため、しばらく音楽プレーヤーが聞けなくなりました」
証人「(音楽を聴いていて)外の音が聞けないのが、すごく不安になるからです」
《さらに、証人は少しためらいがちに「え…あの…」と言いながらも、加藤被告をじっと見つめ、
ゆっくりと続けた》
証人「どんな裁判結果が出ても、あなたが戻ってこられる世界はありませんので。そのことを理解してください」
《加藤被告は前の机に視線を落としたまま、かすかに顔を上下させた》
《この後、検察官は被害者の写真を見せながら、証人が目撃した人物と同じかどうかを確認し、
尋問を終了。代わって女性弁護人が質問に立った》
弁護人「男があなたの横を通り過ぎたということですが、あなたとの距離はどのくらいでしたか」
証人「(加藤被告がいた)車道と(自分が立っていた)歩道の間にさくがあったが、だいたい
1、2メートルぐらいでしょうか」
弁護人「100人ぐらいの人だかりができていたということですが」 証人「はい」
弁護人「男は人だかりに向かって走っていったということですか」 証人「はい」 (以上、抜粋)