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25日午後0時12分頃、成田空港に着陸直前だった
中国・大連発の中国国際航空951便(ボーイング737―800型機、乗員乗客155人)と
管制官との通信が途絶え、着陸許可を得ないまま着陸するトラブルがあった。
前後の航空機とは間隔があり、衝突の危険性などはなかったが、
国土交通省は無許可着陸に当たるとして、同社に口頭で注意を行った。
国交省によると、中国国際航空機は、
滑走路から約12キロの位置までは羽田空港のレーダー管制室とやり取りしており、
午後0時9分に「以後は(成田空港の)管制塔と交信するように」との指示を受けた。
通常なら同機が無線の周波数を切り替えて成田の管制塔と交信するが、
約3分後、成田の管制官からの着陸許可を得ないままB滑走路に着陸した。
この間、管制塔からは6回にわたり、同機に対して「こちら管制塔です」などと呼びかけていた。
同機は着陸後まもなく管制塔との交信を始めたという。
航空管制のルール上、管制官から着陸許可を得られない場合は、着陸をやり直す必要がある。
同省では、同社から当時の状況について事情を聞く方針。
(2010年4月25日22時56分 読売新聞)
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【社会】 中国国際航空機が、管制官の着陸許可を得ないまま成田空港に着陸か
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