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(>>1のつづき)
母親から受けた巨額の装置資金で自分の政治資金担当秘書が有罪宣告を受けても、知らなかった
としている。昨年の総選挙で掲げた多くのマニフェスト(政策公約)もどれひとつスムーズに処理
されたことがない。郵政改革をめぐる政権内の不協和音がある程度静まったかと思ったら、今回は
高速道路料金の上限選定に政権実勢といえる小沢一郎民主党幹事長が反旗を掲げた。正確な調査も
せず、新年から急に子ども手当を導入しようとしたところ、外国人労働者の海外居住の子どもには
手当を支給し、海外勤務中の日本人の国内滞在の子どもには手当を与えないというおかしなことも起こった。
「2党政治体制構築」と「官僚社会打破」という大命題を掲げてスタートした鳩山首相の日本は今、
どうなのか。民主・自民党の低調な支持率に政党が雨後の筍のように旗揚げされている。
「たちあがれ日本」「日本創新党」など、今月に入って結成された新生政党だけで3つだ。官僚主導から
政治主導に履行する過程で政治家の能力不足が露出し、混乱につながった。いつ内閣が解散しても
変ではない状況だ。連日続出する離党者に頭を抱える野党自民党が、鳩山政権を支える一等功臣と
いうアイロニーが日本政治の現住所だ。(以上)