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★「ここで成長止まった」 岩槻の7人死傷事故 死亡男児の父が証言
・さいたま市岩槻区で昨年8月、無免許で飲酒運転の乗用車がワゴン車と衝突し、7人が
死傷した事故で、危険運転致死傷などの罪に問われた同市中央区の土木作業員の
少年(19)の裁判員裁判の第3回公判が23日、さいたま地裁(大谷吉史裁判長)であり、
死亡した植木康成ちゃん=当時(4)=の父親(40)が証人として出廷。
「本当に反省していると感じられない」と、少年に対し怒りをあらわにした。
事故当時、ワゴン車の助手席に座っていた父親は、「車のライトで目の前が真っ白になった。
気絶して目を覚ますと、後部座席の子どもたちが泣いたり、ぐったりしていた」と生々しく語った。
3人の子どもの末っ子だった康成ちゃんについては、「ニコニコしてかわいい子だった。
8月10日に撮った写真が最後。ここで成長が止まってしまった。悔しくて仕方ない」と
涙を流した。
被告人質問では、被害者代理人の男性弁護士が、「今まで酒を飲んで運転したことはあるか」と
質問すると、少年は「ない」と返答。「どうして、時速90キロしか出ていないと言えるのか」と
問うと、少年は「感覚で、それぐらい」と述べた。
被告人質問などによると、少年は深夜徘徊(はいかい)など、補導・非行歴は63回、
中等少年院送致は2回。乗用車だけでなくバイクも無免許で運転することがあった。
裁判官の「どうして乗ったのか」と質問に、少年は「捕まらなければ良いと思った」と答え、
事故当時の走行位置について裁判官に「右に車線変更したのはなぜか」と問われると、
「気まぐれで」と答えた。
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