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【ロンドン共同】捕鯨の在り方を検討してきた国際捕鯨委員会(IWC)は22日、現行の調査捕鯨に代わり
今後10年間、日本がミンククジラを沿岸で年120頭捕獲することを容認する議長・副議長提案を発表した。
日本の南極海でのミンククジラ捕獲枠を当初5年は年400頭、その後200頭に
段階的に縮小。ノルウェーやアイスランド、ロシアなどの捕獲枠も盛り込んだ。11年目以降には触れていない。
IWCは同案を基に、6月にモロッコで開く年次総会で合意を目指す。捕鯨国と反捕鯨国の
対立で機能不全に陥ってきたIWCを正常化させたい考えだ。
南極海で現在、年最大935頭のミンククジラ捕獲枠を設定している日本は、
頭数の上積みを図る方針。赤松広隆農相は総会での合意に期待を表明した。ただ、
事実上の商業捕鯨再開ともいえる内容に反捕鯨国や環境団体の反発も根強く、妥結できるか否か予断を許さない。
提案は2月の議長提案の改定版。日本、米国、オーストラリアなど33カ国の
小作業部会で作成したが、たたき台で「合意されたものではない」としている。
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