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・沖縄の米海兵隊普天間基地(宜野湾市)の返還問題で鳩山政権は無条件撤去に背を向け、
「移設条件付き返還」=基地たらい回しの立場に固執し、混迷の度合いをますます深めています。
それは、同政権が“沖縄の海兵隊は日本の平和と安全のための抑止力”だという幻想に
とりつかれているからです。
「第31海兵遠征隊(31MEU)が沖縄に駐留していないと台湾や韓国に1日で展開できないので
抑止力の致命傷になると主張する学者や評論家、政治家がいるが、素人の国民をだます真っ赤なうそだ」
宜野湾市の伊波洋一市長は与党議員への説明などでこう強調しています。
市長はその理由として(1)在沖縄海兵隊の中核部隊である31MEUは例年、米海軍佐世保基地
(長崎県)の揚陸艦に乗ってオーストラリアや韓国、フィリピン、タイなどで訓練・演習を実施し、
1年の半分は沖縄を不在にしている(2)普天間基地配備のヘリコプター部隊も、例えば2006年には
約5カ月間、訓練・演習のため海外に出動していた―ことを挙げます。
実際、沖縄を中心に駐留している第3海兵遠征軍の資料(08年6月)によると、同軍はアジア太平洋
全域で年間70以上の2国間・多国間の訓練・演習を実施。常時、沖縄に張り付いているわけではないのです。
しかも台湾海峡や朝鮮半島の「有事」で沖縄の海兵隊を投入するという事態は、本格的な戦争を意味します。
昨年8月まで首相官邸の内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)だった柳沢協二氏は20日、国会内での
与党議員らの懇談会で普天間基地問題について講演しました。
(>>2-10につづく)
URLリンク(www.jcp.or.jp)
※関連スレ
・【政治】 鳩山首相 「移設先、沖縄から離れた場所は抑止力的に不適切だ…前から認識してました」
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