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>>195
17世紀半ば、反乱軍を率いて四川省を占領した張献中は僅か数年で、当時600万人の四川の人口をほぼ絶滅させた。
山奥に逃げ、難を逃れた者はわずか1万8千人程度だという。
大殺戮の過程で、食料不足が発生すると、殺した住民たちの首を切り捨て、その体は豚肉や羊肉のように大なべで調
理し、兵士の食料とした。住民が残り20万人程度となったころ、次の食料を求めて軍を移動するため、張は、残り20万
人の住民全員を、燻製や塩づけの兵糧とするよう兵士に命じた。成都の街全体が「人肉加工場」に化したと云う。
石平氏によると、この張献中と毛沢東とは、その時代やイデオロギーは全く異なるとしても、人民に対する残虐性や心
の深層において酷似するという。そして、そのキーワードが社会から排斥された「遊民」であり、主流社会にたいする恨
みと報復心なのだと。
──
「項羽と劉邦」・「三国志演義」ファンなら知っていよう。数々の戦いの犠牲の多さと、投降した兵士・平民への扱いを。
論語にも人肉を塩漬けにする下りが記載されている。そういう風土の大陸なのである。あそこは。石平氏は、その大陸
文化に共産主義という大義名分を手にした狂気の独裁者毛沢東の生涯を彼の虐殺史という観点から本書に記述した。
共産党が結党当時から毛沢東による人民虐殺と内部抗争を繰り返し、国家を樹立してもなお国民を屠殺した記録を掘
り起こしている。でっち上げによる内部粛正、資金確保のための一村あたり一地主の殺害、都市部では一千人に一人
とノルマ化された祝日前の公開処刑、リンチ、強姦、焼き印、膣に差し込まれる火掻き棒。読書前の期待を裏切らない
想像通りの残虐ぶりである。
この中国共産党に媚びる政財界の諸氏及び平和団体と名乗る方々は、日本が支那共産党の支配下に置かれた場合、
共産党の手順に則って真っ先に家族ごと粛正されることが理解できないお利口さんなのである。