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地図上で目的地の写真を見ることの出来るネットサービス『Ｇｏｏｇｌｅストリートビュー』。
かねてからプライバシーの問題も指摘されているが、なんとこのストリートビューで43箇所に
わたって写りこんでいる女性がいる。この女性は犬の散歩をしている最中だったらしく、
撮影車両と同じ方向に歩いていて、繰り返し撮影されてしまったようだ。
英の東部サフォーク州に住むこの女性の夫、テリー・サウスゲートさんは、ある日、
Ｇｏｏｇｌｅストリートビューで自宅周辺の地図を見ていた。すると、奥さんのウェンディさんが
写り込んでいることを発見した。そこには、飼い犬を散歩している姿が写っている。
さらに、普段の散歩ルートに沿って地図を見ていくと、奥さんと犬はずっと写りこんだままだ。
次の画像にも、その次の画像にも写っている。全部で43箇所の画像に登場していることが発覚した。
どうやら、撮影用の車両と同伴するように散歩をしてしまっていたらしい。
驚いたテリーさんは、撮影されている事実をウェンディさんに伝えた。するとウェンディさんは、
撮影された日のことを思い出した。「何をしてるのかは分からないけど、すごくゆっくり走ってる車を
見掛けたことを思い出したわ。その車はすごくゆっくりと走ってた」と語った。
イギリスでは昨年3月よりストリートビューのサービスが開始され、当初はプライバシー侵害を
指摘する声が上がり、イギリス中で論争が巻き起こった。アメリカでも同様の苦情が殺到し、
Ｇｏｏｇｌｅは何千もの画像をインターネット上から削除している。しかしながら、今回の件に
関してサウスゲートさん夫妻はあまり気にしていないようで、メディア取材にも応じている。
ストリートビュー上では現在も、犬と散歩するウェンディさんの姿が確認出来る。
同サービスでは頻繁に奇妙な画像の報告が挙げられているが、43箇所登場はなかなか
稀ではないだろうか。
*+*+ サーチナ 2010/04/21[06:59:18] +*+*
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