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埼玉県遊協は４月７日、支部組合に向けて等価交換規制の
遵守の徹底を呼びかける旨の文書を発信した。これは、
埼玉県警が４月５日付けで埼玉県遊協に対し送付した
「等価の物品提供の徹底について（依頼）」の通達を受けたものである。
また、都遊協においても３月定例理事会の中で、「遊技料金等規則」の
違反に対する行政指導があったことを明らかにし、低貸玉営業を併設した店舗で
４円パチンコと１円パチンコの遊技球の数量に対応する金額との間に差異が
設けられていることについて、市場価格に合わせた玉数設定理解・徹底を求めた。
全国各地で、このような「一物一価」問題についての議論が活発化している。
▼等価交換規制を遵守した営業
埼玉県警の通達を詳しく見ていくと、"依頼"の根拠として挙げられているのが
風営法第１９条（遊技料金等の規則）並びに風営法施行規則第３５条第２項第１号イ
（賞品の提供方法に関する基準）である。風営法第１９条は、パチンコホールにおいて
国家公安委員会規則で定める遊技料金、賞品の提供方法及び賞品の価格の最高限度について、
その営業を徹底しなければならないというものであり、また風営法施行規則第３５条第２項第１号イは、
遊技料金等の数量より遊技の結果を表示する遊技機を設置して客に遊技させるとしたものであり、
パチンコホールで提供できる景品を"一物一価"とし、「当該遊技の結果として表示された
遊技球等の数量に対応する金額と等価の物品」と規定するものとなっている。
続きます
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