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★女性の人生の幸福度「結婚7割、仕事2割?」
・《生まれ変わったら私は結婚も出産もしたくないです》と、37歳の女性からメールをいただいた。
女性は23歳で結婚、26歳で出産を経験した1児の母。しかし育児の苦労や金銭的な負担から、
結婚や出産には肯定的になれないという。今は専業主婦だが、ゆくゆくは教育資金を得るために
働きに出ることを考えているそうで、《結婚や出産は“勝ち組”とは思いません》と記している。
数年前、“30代以上、未婚、子なし”を「負け犬」と評する傾向があったように、女性の人生の
評価には何かと結婚、出産がつきまとう。勝間和代氏は、女性の人生の幸福度を「結婚7割、
仕事2割、その他1割」と定義しており、幸せの大半が結婚で決まるという見方を示している。
ところが、28歳の筆者は正直ピンとこない。母親からも「早く結婚して子供を産まないと
幸せになれないわよ」と口を酸っぱくして言われるが、親心だと理解しつつも、なかなか
素直に受け止められないのだ。そもそも「結婚、出産は幸せなのだろうか」と思ってしまう。
2年半前、東京で暮らす友人(28)が、結婚を機にそれまで働いていた商社を辞めた。
退社を強制されたわけではなかったが、「事務職は“寿退社”が暗黙の了解」で、そのまま
続けてもキャリアアップが見込めなかったため決断した。
友人はその後、システム開発会社に再就職したが、「今のポジションを保てなくなるのでは
ないか」と不安を感じ、出産する勇気がわかないという。
友人は「結婚、出産はタイミングを間違うと幸せになれない。得られるものより犠牲が
大きくなるから。今の時代、女も働かないと結婚生活がキツイし、独身なら楽なのにと
思うこともある」と打ち明ける。
厚生労働省が毎年とりまとめている「働く女性の実情」の平成20年版の分析結果では、
1年以内に仕事を辞めた大卒以上の女性のうち、およそ5人に1人が「育児」を、10人に
1人が「結婚」を離職の理由に挙げている。
本来は夢を描けるはずの結婚、出産。けれど、女性にとっては厳しい現実も浮かんでいる。(佳)
(一部略)
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