10/04/19 10:51:27 0
★自民マニフェスト 国民は誰も信じない 夢の「所得1.5倍増」計画
10年間で所得5割増―。参院選のマニフェストに、自民党がこんな“バラ色”シナリオを盛り込もうとしている。
だが、エコノミストは「そんなの非現実的」と口を揃える。民主党に対して「財源なきバラマキ」と批判しながら、
ありえない公約を掲げる無責任。このデタラメ政党は何も懲りていない。
連休明けにも正式にまとまるという自民党のマニフェスト。原案の経済政策の柱には、次のような項目がある。
「国内総生産(GDP)で名目4%の経済成長により10年間で所得を5割増。毎年給与を3%、年金を2%引き上げる」
第一生命経済研究所の永濱利廣主席エコノミストはこう言う。
「自民党の原案には、法人税率の大幅軽減や新卒学生の就職対策など評価できる点もありますが、名目4%の成長率は疑問です。
このデフレ下で、4%の成長率が10年間も続くとは思えません。弊社で出した見通しでは、
世間でいわれている政策を総動員したとしても、名目成長率は3年後以降に最大で3%にしかなりません」
エコノミストの高橋乗宣氏も、「所得が1.5倍になればみんな大喜びだが、リアリティーが感じられない」とバッサリだった。
●総理経験者は政策に関心ナシ
なぜこんな突拍子もない数字なのか。昨年末、政府が出した新成長戦略が、
「2020年に名目GDP1.4倍、名目3%、実質2%成長」だった。
そこで、「政府・民主党を上回る数字でインパクトを出さなければ有権者にアピールできない」と考えたというのが本音のところだ。
とても経済政策を真剣に議論して出てきた数字とは思えない。
そもそも自民党政権時代は、政策作りは官僚に丸投げだった。
だから、役所の力を借りずに、自分たちでオリジナルな政策を考える能力が乏しいのだろう。(続く)
gendai.net URLリンク(gendai.net)
続きは>>2-5