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大分市の大分文化会館で17日、村山富市・元首相と、
「自社さ」の村山内閣で自治相を務めた野中広務・元自民党幹事長の対談があった。
戦前の植民地支配と戦争に関し、村山氏は「各国の傷跡は癒えていない。信頼を築ける努力が必要」、
野中氏は「旧日本軍が中国に残した遺棄化学兵器で、いまだ傷つく人がいる。
そういうことを知らぬ世代に日本を引き継ぐことが恐ろしい」と憂えた。
県日中友好協会などの企画「新時代の日本と中国」。約700人が集まった。
村山氏は植民地支配と侵略を謝罪した95年の「村山談話」について、
「アジアの一員として生きるには歴史の清算が必要と考えた」と説明。
「当時は戦後50年の節目。過去を清算して新しい日本を作るのは、
この内閣しかできない役目だった」と回顧した。
野中氏の話は自民党の現状にも及び、「私が言うのも情けないがだらしない。
与党気分が残っている」と苦言を呈した。【佐野優】
対談:村山、野中氏が日本の現状を憂う--大分 /大分
毎日新聞 2010年4月18日 地方版
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