10/04/18 02:47:39 vCd9JhtUO
もちろん鳩山なんて論外だが、だからといって麻生もどうだったろうとは思うが。
麻生の明るさは不意に数々の軽口を生んで、時に多くの日本人を傷つけたことが度々あった。
今の日本の宰相に一番の禁句は楽観論。
格差と雇用の不安定化が生んだ閉塞感と絶望感に覆われつつある現代日本人の深層心理に、麻生は最後まで気付いていなかったフシがある。
鬱で苦しむ人に「頑張れ」が禁句なように、打ちひしがれた人間に無邪気な明るさはかえってその人を傷つける。
日本人が借り物の豊さに溺れて劣化の道をひた走ったように、保守もまた劣化を続けてきた。
よほどの覚悟を一般的日本人が共有しない限り、我が国はもはや手遅れだろう。