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トヨタ、SUVリコール 全世界で3万4千台
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【ニューヨーク=山川一基】トヨタ自動車は19日、米消費者情報誌「コンシューマー・リポート」が
横滑りの危険性を指摘したレクサス「GX460」(2010年型)など全世界約3万4千台の
スポーツ用多目的車(SUV)について、リコール(回収・無償修理)や自主改修をする、と発表した。
雑誌の指摘を受けて6日で、自動車メーカーが改修に乗り出す異例の事態となった。
対象はGX460と、同じ機構を使うSUV「ランドクルーザー・プラド」の左ハンドル車。
GX460は米国(約9400台)のほか、ロシア、オマーンなどを含み全世界で約1万3千台、
「プラド」は中東やロシアなどの約2万1千台が対象。米国では19日、当局にリコールを届け出た。
ほかの国でも同様の措置をとるという。日本などで売られる右ハンドル車は対象ではない。
GX460を巡っては、コンシューマー・リポート誌が今月13日に電子版で、急カーブで横滑り防止装置の
作動が遅れ「横転事故につながり、大けがや死亡事故を引き起こす可能性がある」と指摘。
トヨタはすぐに全世界での販売と生産を中止し、検証作業に入っていた。
トヨタによると、両車は燃料タンクが車両の左側に搭載され、左ハンドル車では運転手も左に座るため
重心が左寄りになる。このため防止装置のプログラムが原因で、高速で右旋回した場合に横滑りが
生じる可能性がある。プログラムを修正して装置の利きをよくすることで、横滑りの危険性を減らすとしている。