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探査機はやぶさカプセルの回収隊結団式
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地球への帰還を目指している日本の小惑星探査機「はやぶさ」は、ことし6月、大気圏に再突入する際、小惑星の岩石が入っている可能性のあるカプセルをオーストラリアの砂漠に落下させる計画で、15日、このカプセルを日本に持ち帰る「回収隊」の結団式が行われました。
7年前に打ち上げられた小惑星探査機の「はやぶさ」は、地球と火星の間にある小惑星「イトカワ」に世界で初めて着陸し、通信系統やエンジンのトラブルが相次ぎましたが、順調にいけば、ことし6月、地球の大気圏に再突入します。
このときカプセルを分離し、パラシュートでオーストラリアの砂漠に落下させる計画で、15日は、神奈川県相模原市の宇宙航空研究開発機構で、このカプセルを日本に持ち帰る「回収隊」のメンバーらが結団式を行いました。
回収隊は、科学者や技術者などおよそ40人で編成され、カプセルから出される電波を頼りに落下地点を特定して広大な砂漠の中から直径40センチのカプセルを探し出すことにしています。
このカプセルには「イトカワ」の岩石などが入っている可能性があることから注目されていて、宇宙航空研究開発機構の川口淳一郎プロジェクトマネージャは「トラブルを乗り越え、ここまで飛行を続けられたこと自体、夢のようだと思っている。
今後も全力を尽くしたい」と話しています。