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★榎並県議を除名処分 自民県連 酒気帯び容疑逮捕で
酒気帯び運転で追突事故を起こしたとして自民県議の榎並正剛容疑者(41)が道交法違反の
現行犯で逮捕された問題で、自民党県連は十三日、榎並容疑者を除名処分とした。
同容疑者の家族も、本人に議員辞職を促す意向を示しているという。飲酒運転撲滅の機運が高まる中、
公職による“愚行”に、同僚議員らからは厳しい意見や驚きの声が聞かれた。 (中山高志)
県連は午後三時から緊急会議を開き、榎並容疑者の除名を決定。その後、菅義偉会長らが記者会見し、
「県民に心からおわび申し上げる」と謝罪した。
県連によると、榎並容疑者は十二日午後六時半ごろから、横浜市中区の飲食店で、同党県議四人、
県議会局職員五人の計九人と懇親会を開催。三次会を終えた十三日午前零時十五分ごろ、
榎並容疑者がタクシーに乗るのを同席者三人が確認したが、その後の足取りは分からないという。
県議会局によると、榎並容疑者は十三日から、同党県議計十一人と海外視察でラオスなどを訪れる予定だった。
逮捕を受け、視察団のうち県連幹部ら二人が出発を取りやめた。
榎並容疑者は、県議会議長や県連幹事長を歴任した父・寛氏の後継者として、
二〇〇七年の県議選(横浜市保土ケ谷区)で初当選。県連青年総局長を務めるなど、若手格として活躍し、
党先輩議員からは日ごろから「セイゴウ」と呼ばれていた。
◆同僚議員に落胆と懸念
若手県議の不祥事に、菅会長は「きわめて残念」と苦渋の表情を浮かべたが、
今後の復党の可能性については「基本的にない」と突き放した。
榎並容疑者をよく知る自民党県議の一人は「(榎並容疑者は)普段は酒を飲んでも運転代行を頼んでいた。
今回は魔が差したとしか言いようがない。悲しい」と肩を落とした。
ある県議は、榎並容疑者が県不正経理問題に関する県議会特別委委員であることに触れ
「不正をただす人間が不祥事を起こし、特別委審議にも影響が出かねない」と懸念した。
松沢成文知事は十三日の定例記者会見で、「県議がこういう事故を起こしたことは遺憾。
まだ若いのでしっかり反省し、出直してほしい」と述べた。
東京新聞 URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)