10/04/13 16:06:47 0
健康作りや高齢者支援の場として、お寺が注目を集めている。古くから「よろず人生相談」の窓口となってきた寺院だが、
最近では若者を中心に宗教離れが進み、檀家(だんか)も減少。気軽に寺に立ち寄ることは少なくなってきている。
「生きている間に寺に親しんでもらいたい」という取り組みは「お寺離れ」を食い止められるか。(道丸摩耶)
◆友引の日だけ
今月3日、東京都新宿区の「長善寺」(通称・笹寺)のホールに、60代の女性を中心に男女約20人が集まった。
この日開かれたのは、元バレーボール日本代表の三屋裕子さんらが指導する「健康寺子屋」(3カ月1万2千円)だ。
ストレッチを中心に約2時間体を動かし、汗をかく。
以前から「医療費が増え続ける中、認知症や寝たきりを防ぐ健康作りを地域で行いたいと考えていた」という三屋さんだが、
民間施設は費用が高く、公共施設はどこも順番待ちだった。そんなとき思い浮かんだのがお寺だった。
幼いころ、寺や神社の境内に行けば誰か遊び相手がいた。みんなが自然に集まる場所が寺だったのだ。
「四国八十八カ所や熊野古道など、寺院は昔から、人々の健康長寿のエクササイズの場になっていた」と三屋さん。
健康寺子屋の生徒は、近所の人や檀家などさまざま。参加者の一人、横浜市の森田當子さん(72)も同寺の檀家。
「以前からヨガを習っていたが、夫の看護で腰が曲がってしまい、ここに通い始めた」と話す。
月3、4回開かれる寺子屋だが、「お寺なので急にお葬式が入ることがある。確実に借りられるのは友引の午前中だけ」
(三屋さん)と、曜日が固定できないのが悩み。しかし、開始2年で参加者は増えている。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
健康寺子屋
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
>>2以降に続く